ヤマハの楽譜定額プラン【アプリで楽譜見放題】。
スタンダードプランなら、税込¥990/月で閲覧数無制限、
ライトプランなら税込¥480/月で月に5点まで閲覧できる楽譜のサブスクです。
楽譜を購入するとなると1曲500円前後するので、ヘビーユーザーにとってはありがたいサービスですね。
この記事では、実際にぷりんと楽譜の定額プランを利用した筆者が、とある理由でスクショしてみた結果をご紹介したいと思います。
この記事を書いている人
ピアノを弾くのが好きなhiramiです!
なぜスクショしたいのか?
本来はスクショして利用するものではないのに、なぜそうする必要があるのでしょうか?
筆者の場合は以下のような状況でした。
まず、楽譜を見ながら楽器を演奏するうえで、スマホの小さい画面ではサイズ的になかなか難しいものがあります。
そこで、持っていたiPadで閲覧していました。
しかしiPadはデータ通信の契約をしておらず、自宅で使う分にはWi-Fiが飛んでいて問題ないのですが、スタジオで練習したい場合、オンラインが使えないため、せっかくの楽譜定額プランが利用できません。
張り切ってスタジオを予約して、練習する気満々なのに・・・。
そこで、スクショするのはどうだろうか?と試してみたのです。
結局、スタジオにもWi-Fi飛んでたんですけどね。笑
それかスマホからテザリングすればいいよね!
他にも、無料お試し期間中にスクショして無料で楽譜をゲットしたいという方や、契約期間中しか楽譜が見れないサービスなので、1か月だけ契約して、スクショで契約解除後も見れるようにしたいという方など、理由は様々でしょう。
兎にも角にも、筆者がスクショしてみた結果をご覧ください!
スクショしたらこうなった
「playo(プレイオー)」アプリで楽譜を表示して、スクショしてみた結果がこれです↓
はい、真っ白で何にも写りません。
こんな機能を搭載しているなんて、さすが!
ちなみに2023年9月23現在の「アプリで見放題」対象楽譜は50,118件!
対象の楽譜はこちら
※定額プランを契約していると、楽譜を半額で購入できます!
※一部対象外もあり
“楽譜を作っている人”を考える
ここからは、楽譜を作っている音楽家のことを考えてみましょう。
音楽を仕事にしているほとんどの方は、幼少の頃から、何かしらの楽器をしています。
大抵、レッスンに通っていたでしょう。
レッスン代について一概には言えませんが、例えば幼児が5,000円、小学生になると8000円、中学生からは10,000としましょう。
そうすると、5歳から習ったとして、レッスン代だけで、高校卒業までに1,416,000円かかっています。(上級クラスになると、かるくこの2倍はしたりします)
それプラス、楽器も購入します。
例えばアップライトピアノを新品で購入する場合、700,000円くらいのピアノがよく売れる価格とのことです。
さらに音大に通うとなると、私立の場合1,000万ほどかかるとも言われています。
もちろんこれ以外に、発表会や演奏会、コンクールへの出演料、楽器メンテナンス代、楽譜代といったところでもお金がかかります。
お金に関することだけでなく、演奏技術や音楽理論、知識などを得るために費やした時間はもはや計り知れないでしょう。音楽の勉強に終わりはありません。
このようにして音楽をしてきた人はたくさんいますが、音楽で食べていける人は、その中のほんの一握りです。
そのほんの一握りの人が、何時間、もしくは何日もかけて作った楽譜が、ほんの数百円で売られているのです。
しかも販売元にマージンを間引かれて、音楽家の人に入ってくるのはいくらになるでしょう?
ちなみに、筆者宅には楽譜を作成できるソフト『Finale』があるので、筆者も楽譜を作成してみたことはあるのですが、楽譜を作るのは予想以上にめっちゃくちゃ時間かかります。笑
音符を入力していくのはもちろん、スラーとかアクセント、ペダル記号とか一つ一つ入力していくのがとにかく大変!
楽譜を作成するだけで数時間~数日かかる作業であるうえ、そもそも楽譜に起こすというのは専門知識が必要なので、『作業時間&専門知識』コミコミで500円前後で購入できるのって、すごく安いな~と思いました。
楽譜は買おう!
今回はヤマハぷりんと楽譜の定額プラン【アプリで楽譜見放題】がスクショできるか、をご紹介しました。
スクショに限らず、楽譜の違法コピーは大きな問題です。
友だちの家に行って素敵な絵画が飾られていたとして、
「素敵な絵ね!カラーコピーしてちょうだい!」
という人はいないでしょう。
楽譜も同じく。
作・編曲者がいることを忘れないようにしたいと思います。