サンコーラクアとアイネクスの食洗機が似てる！？なので徹底比較してみました！

「賃貸でも置ける工事不要のタンク式食洗機」を調べると、必ず上位にあがってくるサンコーのラクア。

Amazonや楽天の売れ筋ランキングで常に上位にいる人気の据え置き型食洗機ですが、

というような口コミをよく見かけます。

それでこの記事では、サンコーのラクアとAINX(アイネクス)の食洗機を徹底比較してみたいと思います♪

この記事を書いている人

30代主婦(共働き)

 個人的には・・・

ラクアとアイネクスは扉の色が違うだけで、

という感じなので、本体価格が圧倒的に安いAINX(アイネクス)にして良かったと思いました！

この記事で細かく比較していきますが、結論からいうとやはりOEMで同じ製品でしょう。

 記事下には全8メーカーとの比較一覧表も載せているので、そちらも参考にどうぞ！

デザインの違い

商品画像は特に記載がない限り、ラクアは『ラクア公式HP』より参照、アイネクスは筆者宅の現物を自分で撮ったものです。

外見

まず、全体的なデザインを比較してみたいと思います。

全体的なデザインがそっくりなのに加えて、右側面にある蒸気の逃げ口や、給水口のフタの形状も同じのようです。

アイネクスのカラーは白色のみですが、ラクアはマットブラックもあります。 

タッチパネル

タッチパネルのデザイン、配置、操作方法もほぼ同じ！

給水口

ラクアの真上からの写真がHPに載っていなかったのですが、同じように見えますね。

下部トレイ(かご)

どちらも、食器は16点入るとのことです。

ちなみにラクアの方は、公式HPの食洗機販売ページによると『かご幅：最大32センチ、奥行き：最大31センチ』と記載されているのですが、買替用の下部トレイ販売ページを見ると、『幅350×高さ335×厚み90(mm)』と記載されているんですよね。。
しかし、本体付属の下部トレイとは多少デザインが違いますとかも書いてないので、全く同じものであるはず…！

アイネクスの方は下部トレイのサイズが記載されていないので、我が家のものを測ってみました！

まず、幅は約35cm、奥行は約34cm

高さは約9cm

ラクア下部トレイ販売ページの『幅350×高さ335×厚み90(mm)』とほぼ同じですね。

続いて内寸。
カゴ内の上の方は約33cm、カゴ内下の出っ張ってる部分は約31cm。

カゴ内の奥行は約33cm

ラクア本体の販売ページには『かご幅：最大32センチ、奥行き：最大31センチ』とあったので、なんか違う…？！

でも全体サイズが同じ、見た目も同じなのに、内寸だけ違うってある？！

いや、なにか測り方が違うだけで同じものでしょ、と筆者は思いますがどう思われますか？？

上部トレイ

とっても見づらいけど・・・似てる？

ちなみに、サンコーの買替用トレイ(別売)と筆者宅にあるAINXのトレイを比べるとこんな感じなのです↓

実は、サンコーのトレイ販売ページにこのような注意事項が。

※ラクア本体に付属の上部トレイは生産時期により２種類あります。オプション販売の本製品は掲載画像のデザインとなります。

※形状が異なる上部トレイを利用している場合でも、本デザインの上部トレイをご利用いただくことができます。

※本デザイン以外の上部トレイは、販売を行っておりません。

サンコー公式通販サイトより引用

つまり、最初はどちらもHPに載っている形状で販売していたけど、今は筆者が持っているような形状のものになっている、ということでしょうか…⁉

前者と後者の違いは、前者は左側の方が浅く、後者は左側が深めのデザインになっています。

ちなみに、AINXが2021年8月に発売開始したUVライト照射と予約機能搭載のAX-S7は、メーカー公式Instagramを見る限りでは「左側が深め」のデザインになっているようです。

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メーカーの販売ページには、トレイのデザインについて言及がないので、気になる方は購入前に問い合わせてみてもいいかもしれませんね。

付属品

ラクア、アイネクスの付属品は以下のようになっています。

ラクア付属品	アイネクス付属品
上部トレイ　 下部トレイ　 給水ホース　 排水ホース バスケット　 クリップ　 給水カップ	上部トレイ　 下部トレイ　 給水ホース　 排水ホース　 排水ホース固定ネジ　 給水コップ

※ラクアの『クリップ』とアイネクスの『排水ホース固定ネジ』は同じです。

ラクアの方は、バスケットが付いています。
小さなザルのようなもので、食器の一時置きとして使うものだそうです。

サイズは？

本体サイズや庫内サイズ、給排水ホースの長さ等を一覧にしたのがこちら。

	ラクア	アイネクス
本体サイズ(cm)	幅42.5×奥行41×高さ45.5	幅42.8×奥行42.5×高さ45.8
扉を開いた際の奥行	約80cm (背面排水ホースの歪曲部分含む)	約75cm
本体底面(cm)	横幅約38.5×奥行約35.5	横幅約40×奥行約35 ※支える脚大きさ 直径約2cm
庫内サイズ(cm)	記載なし	約幅35.5×奥行31×高さ34
庫内有効範囲スペース (カゴ上のスペース)	(上部トレイをセットした場合)高さ約22cm (上部トレイを外した場合)高さ約26cm	記載なし
置けるお皿のサイズ	記載なし	上部トレイを外した場合は 最大30cm弱
標準収納容量	食器16点+箸類	食器16点+箸類
本体重量	13kg	約13kg
電源ケーブルの長さ	140cm	約150cm
排水ホースの長さ	150cm	約160cm
給水ホースの長さ	150cm	約160cm

本体サイズの奥行に1.5cmも差があるので、我が家のアイネクスを実際に測ってみました。

一番出っ張っている扉の部分で測ると、確かに42.5cmくらい。

ちなみに扉下の土台部分で一番出っ張っている部分で測ると、41cmくらい
(メジャー左側、合っていないように見えますが実際は合ってます。カメラの目線の関係。)

もしかするとこの違いかもしれません。
実際、本体底面の奥行はほとんど同じです。

扉を開いた際の奥行に5cmも差がありますが、我が家のアイネクスの背面ホース歪曲部分部分を測ってみると、確かに5cmくらいはあるかな～という感じでした。

庫内の高さについて、ラクアの方は上部トレイを外した場合の高さ26cm、
対してアイネクスは記載がなく、上部トレイを外した場合は最大30cm弱のお皿を置けると記載されています。

これは、ラクアの方が垂直に測って26cm、
対してお皿を置く際は垂直に置くのではなく、若干斜めに置くことになるので、アイネクスは30cm弱のお皿が置けると記載しているんだと思います。

我が家のアイネクスのカゴから天井までの高さを測ってみたのがこちら↓

確かに26cmくらい！

電源ケーブル、排水ホース、給水ホースの長さは、それぞれアイネクスの方が10cmほど長いようなので、シンクから少し離れたところに設置する予定の場合はアイネクスの方が安心かもしれませんね。

アイネクスの庫内サイズについては、こちらの記事でもっと色々測っています↓

洗浄モードの違い

次は洗浄モードを比較してみます！

※(　)は(洗浄温度 / すすぎ温度)です。

ラクア	アイネクス
水洗い 洗浄のみ:約19分 (常温) 乾燥:なし	オンリーウォッシュ 洗浄のみ:約19分 (常温) 乾燥:なし
スピード 洗浄/すすぎ:約29分 (約50℃ / 約62℃) 乾燥:約60分	クイック 洗浄/すすぎ:約29分 (約55℃ / 約55℃) 乾燥:約60分
エコ 洗浄/すすぎ:約59分 (約60℃ / 約65℃) 乾燥:約60分	ミドル 洗浄/すすぎ:約59分 (約60℃ / 約65℃) 乾燥:約60分
通常洗浄 洗浄/すすぎ:約69分 (約55℃ / 約68℃) 乾燥:約60分	スタンダード 洗浄/すすぎ:約69分 (約60℃ / 約65℃) 乾燥:約60分
強力洗浄 洗浄・すすぎ:約89分 (約60℃ / 約55℃・75℃) 乾燥:約60分	ストロング 洗浄・すすぎ:約89分 (約60℃ / 約75℃) 乾燥:約60分
乾燥 乾燥のみ:約60分 乾燥温度:最高75℃+送風乾燥	乾燥 乾燥のみ:約60分 乾燥温度:最高75℃+送風乾燥

ちなみに、ラクアの『スピード』モードとアイネクスの『クイック』モード、5℃～7℃ほど温度差がありますが、平均するとラクアが56℃、アイネクスが55℃なので1℃差。

同じく『通常洗浄』と『スタンダード』はラクアが平均61.5℃、アイネクスが平均62.5℃で1℃差。

『強力洗浄』と『ストロング』は、ラクアの方がすすぎ時に約55℃と約75℃を織り交ぜながら動いているようですね。

ラクア、アイネクス、それぞれ乾燥はせず洗浄のみが常温で洗うというパターンしかなく、お湯で洗いつつ乾燥はしないというモードはありません。

電気代は同じ⁈

電気代の比較がちょっとややこしい。

結論から言えば、たぶん同じくらいです！

まず記載の「定格消費電力」。

【ラクア】

ホームページ：934W / 950W (50/60Hz)

取扱説明書：850W

【アイネクス】

ホームページ・取扱説明書：900W

ラクアのホームページによると、電気代目安は
1時間約25.7円（1kWhあたりの電気代を27円として計算）
と記載されていますが、これは消費電力を950Wとした場合の計算。
0.95×27円=25.65円=約25.7円

ですが「定格消費電力」とは、MAXの力で稼働した場合の消費電力。
ずっと最大限の力を使って稼働するわけではありません。
例えば食洗機が稼働中、水をお湯にするためにずっとヒーターがMAXで動いているわけではないでしょう。

ちなみに、アイネクスの定格消費電力は900Wですが、それとは別に、各モードのおよその消費電力を記載してくれています。

各モードの消費電力と、1kWhあたりの電気代を27円とした場合の電気代を表にしてみました。

各モードの時間は、計算しやすいようキリの良い数字にしています。(例:19分→20分、59分→60分など)

洗浄モード	消費電力	一回当たりの 電気代	30日間 (1日1回使用)	30日間 (1日2回使用)
オンリーウォッシュ	200w	約1.8円	約54円	約108円
クイック	310w	約12.6円	約378円	約756円
ミドル	410w	約22.1円	約663円	約1,326円
スタンダード	420w	約24.6円	約738円	約1,476円
ストロング	480w	約32.4円	約972円	約1,944円
乾燥	記載なし

ラクアとアイネクスの洗浄モードを比較してみても、稼働時間と洗浄時の温度、乾燥の温度がほとんど同じだったので、電気代もほとんど同じではないかな？と思います！

しかし実際に測ったわけではないので、あくまでも筆者の憶測です。

水道代

使用水量は、どちらも5Lです。

ただ、アイネクスは上位機種のAX-S7だと使用水量が4.8L！

本体価格はちょっと高めです。。

本体価格はどっちが安い？

気になる値段。

各ショッピングサイトで時期により値段が違ったり、もらえるポイントで差があったりしますが、

ラクア	アイネクス
3万円台後半	3万円前後

という感じで、アイネクスの方が安価なほうが多いです。

少しでも安い方がいい！という方はアイネクスがおすすめです！

オプション品の有無

ラクアの方のみ、食洗機を便利に使えるオプション品も販売しています。

送料は全国一律540円、購入金額3,980円以上で送料無料です。

• ラクア給水用5.5L折りたたみウォータージャグ

タンク式食洗機のデメリットとしてよく挙げられる、給水問題。

このジャグがあれば、水道と何度も往復する必要がありません。

常に水を入れておくようにしておけば、災害時にも役立ちそうです！

• シンクに簡単設置「ラクア用食洗機ラック」

台所が狭くて、食洗機を置くスペースがない…というときに便利な、橋渡しして設置できるオールステンレスのラック。

引き出し式の水切りスペースもついています。

• タンク式食洗機に使えるラクア用スチールラック

シンクの周りに食洗機を置く台がない場合に便利な、ラクアにピッタリサイズのスチールラック。

下にバケツを置くスペースも確保されているため、排水ホースが届かないような場所にも設置できます。

結局どっちがいい？

ラクアとアイネクスの食洗機を比較検討してみましたが、結局どっちがいいでしょう？

まとめてみましたので参考にしてみてください♪

ちなみに、他社メーカーとの比較を一覧にしてみたので、こちらも参考にしてみてください↓

★据置(タンク式)食洗機 比較一覧表★

>>【Amazon】食器洗い乾燥機 の 売れ筋ランキングもチェック

食洗機を取り入れて、QOLを向上させましょう～！