「いつまでも曲が完成しない…」を卒業。初心者が最短で1曲作り上げるための「外注」戦略

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曲を作る目的は、人によって違う。

作る”工程”が好きな人、作った曲を公開してたくさんの人に聴いてほしい人。

この記事では後者に向けて書きたいと思います。

自分ですべて完結しようとして、沼にはまって結局いつまで経っても完成しないということは、曲作りあるあるです。

「努力で埋まる差」と「経験でしか埋まらない差」があるのです。

そんな状況を打破するには、いっそのこと、「経験を積んだプロ」に一部を外注してしまう=経験を買う、というのも手。

この記事では、曲作りを外注するのに、どんな選択肢があるのかを整理したいと思います。

後半では、自分で作編曲するときにヒントになるものについて触れていますので、詰まっている方はそちらもぜひチェックしてみてください。

もくじ

どこまで自分でやるか?

曲作りについて、ここでは以下の項目に分けたいと思います。

  • 企画、コンセプト
  • 作編曲(メロディ、コード進行、構成、歌詞など)
  • 音作り(DTM、楽器演奏)
  • ミックス、マスタリング

作編曲自体をDTMでされる方もいますが、ここでいう作編曲は、曲の「骨格」をつくることです。

自分でやること

間違いなく自分でやらないといけないのは、「企画・コンセプト」の決定です。

何のための曲か、どんなシチュエーションで聴いてもらいたい曲かなどです。

「おしゃれな感じ」とか「爽やかな感じ」などの大まかなものではなく、より細かなイメージをもっていると、あとで外注する際のやり取りがスムーズになってきますし、修正・やり直しによる追加料金も避けられます。

コンセプトが思い浮かばない場合は、有名な曲のコンセプト部分だけ研究してみるのもおすすめです。

地道に調べていくというより、AIに聴いてみるといろんな曲のコンセプトを教えてくれます。

できれば自分でやりたいこと

できるだけ自分でやりたいところは「作編曲(メロディ、コード進行、構成、歌詞など)」つまり、曲の骨格部分です。

「自分の曲」と胸を張って言えるためも、頑張りたいところ。

楽譜、録音、DTMなど、方法は何でもOKです。

この部分についても沼にはまりがちですが、世の中にはすでに素晴らしい作品がたくさんあるので、それらの曲を参考することによって「近道」することは可能です。

その方法のいくつかについては、記事の最後のほうに書いています。

ただ、ここを完璧に仕上げないと次にすすめない・・というわけではなく、できる部分は自分で、詰んだところから外注、とすることも可能です。

外注の選択肢

骨格がある程度できれば、あとは自分のレベルに合わせて、プロにブラッシュアップしてもらいましょう。

個人がプロに依頼するなら、クラウドソーシングを利用するのがおすすめですが、音楽系なら「ココナラ」が利用しやすいです。

第一線で活躍しているようなプロであっても、得意ジャンルや感性が自分の好みと合わなければ、理想の作品には仕上がりません。そのため、ポートフォリオの確認は必須です。

ココナラは、出品ページのトップにYouTubeのリンクを貼れる仕様になっているので、多くのクリエイターが自身の作品のYouTubeリンクを貼っています。そのため、いろんな出品者の作品を聴きながら選ぶことができます。

出品ページに作品が貼られていない場合は、プロフィールページにポートフォリオがあると思います。

外注するにあたり、以下の点に注意してください。

  • プロに作ってもらう場合は著作権について確認すること。
    著作権譲渡は別料金が発生する場合と、料金に含まれている場合、そもそも譲渡はお断りの場合もあります。
    各サービスページでご確認ください。
  • サービスページに記載されている金額は、基本料金である場合があります。
    基本料金に含まれているのはなにか、追加でオプション料金が発生するのは何かをよく確認しましょう。

ここから、

  • プロのアドバイスをもらう
  • ピアノorギターのみで制作してもらう
  • 編曲~完成まで
  • ミックス・マスタリングのみ

に分けて外注の選択肢を紹介します。

プロのアドバイスをもらう

プロの手を借りるのは、「制作の依頼」だけとは限りません。

自分で完成までいけそうだけど、素人っぽさが抜けない・・という場合、プロにアドバイスをしてもらうだけで、クオリティが大きく変わることがあります。

以下はココナラで出品されているサービスの一例です。

おすすめサービス

現役女性作曲家があなたの楽曲にアドバイスいたします

出品者:Studio☆BooBee

  • 大手作家事務所に20年所属
  • 2025年1月公開映画『僕のなかのブラウニー』音楽を担当
  • Cubase 経験年数 : 20年
おすすめサービス

DTMを使用した曲の作り方をマンツーマンで教えます

出品者:木村チヒロ♂

  • 作家事務所アルファエンタープライズ所属
  • Spinnin’Records 作曲コンテスト世界ランク1位
  • LogicProx、Cubase、Protools

ココナラ-プロが集まる日本最大級のスキルマーケット-|作曲・DTM音楽制作指導

ピアノorギターのみで制作してもらう

編成がシンプルなので、比較的安価で済むことが多いです。

自分で楽器を弾けるなら自分で演奏・録音するというのもありですが、
楽器の練習にかかる時間、間違えるたびに何度も録音しなおすこと、うまく引けた部分だけをつなぎ合わせる作業…と、意外と時間がかかるものです。

外注すれば、かなりの時間を節約することができますし、クオリティの高い演奏で音源が手に入ります。

ただし、曲の簡単な骨組みしかない場合(イントロは作ってない等)でも音源を制作してもらえるかは、各サービスによって違いがありますので、問合せての確認が必要です。

注意点
生の楽器を録音するものであれば、どのような音質で納品してもらえるか、依頼する前にポートフォリオを必ず確認しましょう

おすすめサービス

美しい&カッコいい ピアノアレンジ、伴奏作ります
出品者:REN piano

  • 音大(短大、短大専攻科)の電子オルガン科卒
  • ピアノ講師として活動しつつ、音楽活動・作編曲業務やメジャー作品への参加
  • MIDIもしくはWavで納品
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アコースティックギターでの伴奏音源作ります
出品者:釣部一輝

  • コンテストの優勝経験あり
  • Fenderストラトキャスター、レスポール。7弦ギター対応可能。
    YAMAHA ガットギター / ZEMAITIS、Taylorアコースティックギター

ココナラ-プロが集まる日本最大級のスキルマーケット-|楽器演奏・伴奏代行の依頼

編曲~完成まで

DTMで本格的な音源を作成してもらうことができます。

YouTubeなどを参考に自分でやる人も多いですが、第一線で活躍するプロでも、音選びで一日溶けることがあるくらい、沼にはまりがちな工程です。

曲のイメージを伝えるための”デモ”として自分である程度作り上げて、リリース用にプロに制作してもらうというのもおすすめ。

自分でデモを作れない場合は、イメージに近い楽曲をいくつか挙げることにより、イメージを伝えやすいと思います。

実際に依頼する際には、MIDIやパラデータの納品、一部に生楽器を入れるか、マスタリングの有無、修正の回数など、サービスによって基本に含まれるかオプション料金なのかが細かく違っていますので、よく確認して、自分にあったサービスを探しましょう。

おすすめサービス

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出品者:kei【MIX・作曲・動画制作】

  • 自身の楽曲でYOUTUBE100万再生突破
  • オリジナル曲(弾き語り音源など)の編曲…¥15,000~
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  • ギター、ベースの生演奏可
  • パラデータ無償提供可

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ミックス・マスタリングのみ

最後の仕上げの部分ですが、最もプロに任せる価値が高い領域です。

ここは「音楽的なセンス」以上に「音響工学的な技術と設備」が求められるからです。

適切なバランスを判断できる耳、そして高品質なオーディオ環境。

この2つが必須なのですが、どちらも初心者やアマチュアには限界があります。

また、自分の曲を何百回も聴いていると、耳が慣れてわからなくなってきます。

マスタリングに関しては、iZotope OzoneなどのAIを使って自分である程度はできるかもしれませんが、一度プロに頼んで「正解」を体験してみるのもおすすめです。

おすすめサービス

商用スタジオのミックス&マスタリングをご提供します
出品者:kobayashi48

  • レコーディングスタジオ運営
  • 商用レベルのスタジオ環境
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出品者:Emotional Sounds

  • 海外アーティストの楽曲のようなバランス、音圧
  • サウンドレコーディング技術認定試験A判定

ココナラ-プロが集まる日本最大級のスキルマーケット-|ミックス・マスタリング依頼

作編曲のヒントになるもの

あとで外注する予定とはいえ、「自分の曲」と胸を張って言えるためには、骨格部分は自分で作り上げたいですよね。

ここでは、メロディやコード進行、全体の構成(Aメロ・サビ・イントロ等)を決めるのにヒントになりそうなことについて書きたいと思います。

メロディが降ってくるタイプの人はそれでもいいですが、そういうタイプではない場合、コード進行から先に作り、その上にメロディを載せていくと作りやすい、と言われています。

コード進行については、音楽理論をイチから勉強して、真っ白な状態から作り上げていくとなると、途方もない時間がかかりがちです。

よくおすすめされるのは、いろんな曲を耳コピしてみるということ。これがとっても勉強になるというのは間違いないですが、個人的には、いろんな楽譜をみるというのもおすすめ。

J-POPの楽譜のほとんどにはコードが記載されているので、どんなコード進行を使っているのか、コードに対してどのようにメロディが動いているのかを研究してみるのです。

YAMAHAのぷりんと楽譜に定額プランがあり、税込990円で見放題なので、これを活用できます。

定額プラン アプリで楽譜見放題 – ヤマハ「ぷりんと楽譜」

そして、その中で特に気にいった曲のコード進行をまねるというのも一つの手。

のせるメロディやテンポ、雰囲気などが違えば、まったく別の曲になるので、著作権などは気にしなくても大丈夫です。(もちろん、1曲全部のコード進行をまねるのではありません)

例えば、絢香の「I Belive」は、ビートルズの「Let It Be」のコードをもとに作っているそうです。(テレビで絢香本人が語っていたこと)

「I Belive」のサビ部分のコードが
C→G→Am→F
C→G→F

「Let It Be」のAメロのコードが
C→G→Am→F
C→G→F

また、「丸サ進行」でおなじみの椎名林檎の「丸の内サディスティック」も、もともとはジャズでよく使われていたコード進行で、「丸サ」の前は「Just the Two of Us」という楽曲で有名だったものです。

スクロールできます

構成(Aメロ・サビ・イントロ等)についても、自分の好きな曲の構成を調べて、それをマネてみることができます。

これについては、ひとつひとつ調べるよりも、AIで一気に書き出してもらうのがおすすめ。

例えば、「Official髭男dismの曲の構成を教えて」とプロンプトを打つだけで、以下のように教えてくれます。その中で特に興味を持ったものについて、深堀して調べてみるといいかもしれません。(AIはよく”嘘をつく”ので、深堀して調べるときはふつうにググったほうがいいです)

期限を決めて、完成させよう!

曲を書こう!と張り切ってはじめたものの、途中で飽きてしまったり、沼にはまっていつまでも完成しないということは作曲あるあるです。

もっといいメロディ、もっといいコードをと考えるとキリがありません。

もちろん、素晴らしい楽曲を完成させるためにはその粘りが必要だとは思いますが、初めのうちは、まずは完成させること。

その成功体験を積み重ねること。

そのためには、期限を設けて取り組むのが有効です。

まずは一曲、完成させましょう!

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この記事を書いた人

夫と2人暮らしの30代主婦。
おいしいものが大好きな元KALDIスタッフ。
音楽も大好きでピアノとチェロを弾きます。
夫も音楽関係の人で夫婦でインドア派です。

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