えっ!楽譜のサブスク⁉見放題なの⁉
と衝撃を受けたのが2021年2月のこと。(サブスク開始が2021年2月22日)
これまでずっと、楽譜は買うものだと思ってきた私はもちろん食いつき、スタンダードプランに登録しました。
この記事では、ぷりんと楽譜の定額プラン「アプリで楽譜見放題」を実際に利用した感想と、サブスクと単品購入どちらがおすすめかをご紹介したいと思います。
定額プランの使い心地はどう?
アカウント作成とログインは簡単
ぷりんと楽譜に限らず、あちこちの会員登録でめんどくさいのが、パスワードを決めること。
パスワードがわからなくならないように管理するのもめんどくさいですよね。。
ところが、ぷりんと楽譜はソーシャルアカウントやキャリアアカウントを使うことができるので、普段使っているアドレスとパスワードで簡単にアカウント作成できます!
このあと書きますが、ログインは頻繁に求められるのでここが簡単なのはちょっと良かったです。
playoのアプリが必要
すでにご存じの方も多いと思いますが、定額プランを利用するには、専用アプリ「playo」が必要です。
アプリは無料でダウンロードすることができますよ♪
ただし、アプリ単体で楽譜を探すことはできません。
ぷりんと楽譜のウェブサイトで楽譜を探して、アプリに移動して楽譜を見る。
違う楽譜を見たいと思ったら、もう一度ウェブサイトに戻って楽譜を探してアプリに移動して見る。
この繰り返しです。
しかも、サイトに戻った時にログインが切れていることも多くて、ログインからやり直しもしばしば…
行ったり来たりで正直めんどくさい…。
でも、一度閲覧した楽譜はサイトを経由せずにアプリから直接楽譜を見ることができます。
最初に定額プランのサービスが始まったころは、一度閲覧した楽譜でも必ずサイトを経由しなければならず、とても使いにくかったのですが、2022年9月のアップデートでそれが改善されたようです。(アプリ楽譜 閲覧履歴機能)
playoはアップデートで少しずつ使いやすくなっているみたい♪
【新機能】ページネーション機能
これまでは1ページずつ順にめくることしかできませんでしたが、一気に任意のページに移動することが可能に!
繰り返し記号のある曲もスムーズに楽譜をめくることができます。
詳しくは公式サイトの「より便利に!「定額プラン」専用アプリ『playo』の機能紹介」をご覧ください。
スマホでは見にくい
「playo」アプリがダウンロードできる端末であれば、もちろんスマホで利用することもできます。
ただ、スマホを譜面台に置いても小さすぎて見えません。。
できればタブレットがないと見ながら演奏するのは厳しいかも…
定額プランは必ずしも「playoで楽譜を見ながら演奏する」という使い方だけでなく、「自分好みの楽譜を選ぶためにいろんな楽譜を実際に見る」という使い方も想定しているようですので、そういう方はスマホでもいいかもしれませんね。
譜めくりはしやすい
譜めくりは縦にスクロールか、横にめくるかを選ぶことができます。
(横にめくる場合は、タップのみでめくることもできます。)
個人的には「楽譜を縦にスクロールできる」というのが、ちょうどページの境目のところを繰り返し練習するときに使いやすかったです♪
playoアプリの右上で切り替えることができます。 をタップ
ちなみに上の画像、playoアプリで楽譜を閲覧しているときのスクショなんです。
スクショしても真っ白で楽譜が写らないようになっているよ。
対象の楽譜は多いようで少ない
「アプリで見放題」の対象楽譜は約5万件!
というとすごく多いように感じます。
でも「ぷりんと楽譜」で取り扱っている楽譜は約28万件もあるんです!
2023年3月現在で
アプリで見放題対象の楽譜は48,163件、
ぷりんと楽譜で取り扱いの楽譜は281,623件。
つまり、見放題対象は全体の6分の1ほど。
※2023年9月現在だと、
アプリで見放題対象の楽譜は50,118件、
ぷりんと楽譜で取り扱いの楽譜は288,486件になってました!
いま現在の件数はこちら
流行りの曲や有名なスタンダードナンバー等は対象になっていることが多いよ!
ちょっとマニアックな曲や上級アレンジとかは対象ではないことも多いかも。。
対象の楽譜はサブスクに登録する前でもチェックすることができますよ♪
ちなみに言うと、チェロは全1,556件中、見放題対象は153件しかないんです…
楽器や難易度によっても対象件数は違ってくるので、確認してみてね♪
定額プランと単品購入どちらがおすすめ?
お得に楽譜が見れる定額プランですが、単品購入の方がおすすめの場合もあります。ここからはどういう場合にどちらがおすすめかをご紹介します!
定額プランがおすすめの人
たくさんの曲を弾きたい人
初見が得意で楽譜を見てすぐに弾ける方、
毎日たくさん練習して1曲仕上げるのが早い方、
完成度は低くても、ある程度弾けたら次の曲を弾きたい方。
私もピアノ教室に通っていたころは、2週間に1曲のペースで弾いていました。あの頃に定額プランがあったら…!
月に楽譜5点までなら税込480円で使えるって、心配になるくらい安いですよね!
「ライトプランで十分」と思ったら、有料会員になる前にプラン変更すればOK!
楽譜の購入に失敗したくない人
せっかく楽譜を買ったのに、いざ弾いてみると思ったより難しかったり、アレンジが好きではなかったりして“お蔵入り”って楽譜あるある…
楽譜の一部だけでなく全体が見れて、さらに試し弾きをしたうえで購入できるなら、失敗が最小限で済みそうですね!
さらに、定額プランに入っていると、楽譜ダウンロード(PDF)購入が半額になります。(一部対象外あり)
定額プランは期間に縛りはないので、1か月のみ使用することもOK。
(ただし、無料お試し期間中は半額購入対象外です。)
PDFで購入した楽譜は、コンビニで簡単に印刷することができますよ♪
アレンジの勉強をしたい人
自分でアレンジがしたい!という場合、リハーモナイズの参考書を買ったりして勉強をすることも多いと思いますが、プロが実際にどのようなリハモをしているか、楽譜をたくさん見るのも、とても勉強になります。
特にヤマハの楽譜はコードも記載されていることが多いので、リハーモナイズの勉強にもぴったりです!
楽譜を見ながら曲を聴くのが好きな人
楽譜=演奏するためのものと思いがちですが、楽譜を見ながら曲を聴くのが好きな方もおられるようですね。
ぷりんと楽譜の定額プランは、最新のポップスや定番のクラシックの楽譜もたくさんあるので、眺めているだけでも楽しそう♪
確かに、いつも聴いている曲も楽譜を見ながら聴くと違った発見がありそう!
ピアノ以外の楽器の人
ピアノは両手なので、楽譜通りの音をならすだけでも練習に時間がかかることも多いですが、単旋律を演奏するバイオリンやチェロなどの弦楽器、フルートやサックスなどの管楽器、またコードのみで演奏するギターなどの場合、楽譜さえあれば短期間で演奏できてしまうことも多いですね。
もちろん、音やニュアンスにこだわったり、難易度の高い曲の場合はある程度の時間を要すると思いますが、あくまでも“趣味で弾く場合”です。あしからず…
楽譜が見放題だと、いろんな曲を楽しむことができますね♪
\ ぷりんと楽譜公式サイト /
単品購入がおすすめの人
単品購入がおすすめな人は、一つの曲をじっくり時間をかけて演奏したい人です!
“楽譜通りの音を出せればOK”ではなく、強弱にさらにこだわってみたり、どのようなニュアンスで表現するか、何通りも試してみたり。演奏の可能性は無限大です!
こだわればこだわるほど演奏が楽しくなるのも楽器を演奏する魅力の一つですね♪
ぷりんと楽譜の定額プランは試してみる価値あり!
2021年2月に始まったヤマハ「ぷりんと楽譜」のサブスクリプション。
せっかく楽器が弾けるなら、一度試してみる価値あり!
音楽で生活に彩りが増えますように…♪