コーヒーは好きだけど、カフェインが気になる・・・
最近はカフェインレスコーヒー(デカフェ)を扱うメーカーも増えてきましたが、メーカーによって苦みや酸味など、味わいが異なります。
そこで、カフェインレスコーヒーにはまっている筆者が、いろんなコーヒーを飲んでみたので、それぞれ特徴別にご紹介します!
この記事を書いている人(30代主婦)
お気に入りのコーヒーを見つけるうえで、この記事が参考になれば嬉しいです!
- 苦み系・酸味系など、タイプ別にカフェインレスコーヒーをレビュー
- インスタントではなく、レギュラーコーヒータイプのみです。
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しっかりした苦みが好きな方
【スターバックス】ハウスブレンド
しっかりした苦みのデカフェをお探しの方におすすめしたいのは、スターバックスのデカフェ ハウスブレンド。
スタバ定番のハウスブレンドを、デカフェで楽しめるというのは嬉しいですね。
スタバらしいしっかりとした焙煎で、スモーキーな香りがしました。
ただ、コーヒー豆は割れや欠けが多い印象です。
スタバの店舗で購入すると、250gで税込1,440円。
豆のままで売っているのですが、購入するときに挽いてもらうことができます。
パッケージが違いますが、中細挽きタイプならスーパーやAmazon等でも購入することができます。
- しっかりとした苦みのあるコーヒー
- 豆の欠けや割れが多く、値段の割に品質は疑問
- 「豆のまま」はスタバの店舗でのみ取り扱い
華やかですっきりとした味わいが好きな方
ここでは華やかですっきりとした味わいのコーヒーをご紹介します。
香りがよく、後味がすっきりしているので、食後のコーヒーや気分転換に飲むコーヒーとしておすすめですよ。
ただ、すっきり=酸味と感じる方もいます。
「酸味は苦手だけど、飲んでみたい」という方の場合、90~95℃くらいの高温でドリップすると酸味を少し抑えることができます。
逆に、「酸味のあるコーヒーが好き!」という方の場合、85℃前後くらいの低めの温度でドリップすると、酸味より強くなります。
ドリップの温度で味が変わるので試してみてね♪
【カルディコーヒーファーム】有機デカフェ エチオピアモカ
カルディコーヒーファームの有機デカフェ エチオピアモカ。
1pずつの販売で、税込130円です。(2022年12月時点)
他のメーカに比べて高価だけど、香りが特段に良かったです♪
「コーヒーの貴婦人」とも言われる、エチオピアモカのコーヒー豆を使用していて、同じような1pドリップタイプのコーヒーとは一線を画す芳醇な香りです。
そしてエチオピアモカのもう一つの特徴である「華やかで爽やかな酸味」があり、一日の疲れがピークに来る夕方~夜に飲むと癒されるかも♪
もう一つのおすすめポイントは、
1pタイプのドリップコーヒーの多くが内容量7~8gなのに対して、カルディのドリップコーヒーは内容量が10gと多いこと!
たっぷり抽出することができますよ♪
- 香りがとにかくいい!
- 内容量が10gと多めでたっぷり抽出できる
- オーガニックのカフェインレス
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【辻本珈琲】工場直送!モカ・シダモ
焙煎後およそ24時間以内にドリップパック充填を行っているという辻本珈琲のカフェインレスコーヒー。
カフェインレスはコロンビア、バリアラビカ、モカの3種類の取り扱いがありますが、酸味系ならモカがおすすめ。
辻本珈琲のカフェインレスはどれも、封を開けた瞬間ハッとするようなとてもいい香りがしました!
その中でも特に、モカの華やかな香りは癒されますよ♪
カルディと同じエチオピアモカですが、辻本珈琲の「モカ・シダモ」の栽培エリアは標高が2,000m級にもなり、寒暖差の激しい環境でゆっくりとチェリーが実り、甘く芳醇な香りとコク、なめらかな酸味のコーヒーになっているとのことです。
単品購入だと税込91円。(送料別)
まとめて購入するとさらに安くなります。
- 香りがとてもいい!
- 工場直送で新鮮な状態で届く
フルーティーなコーヒーが好きな方
ここで紹介するのは、コーヒーの苦みの中にほのかなフルーティーさを感じれられるコーヒーです。
フルーティー=甘酸っぱいとも表現されます。
繰り返しになりますが、
酸味が苦手な方の場合、90~95℃くらいの高温でドリップすると酸味を少し抑えることができ、
逆に、酸味が好きな方の場合、85℃前後くらいの低めの温度でドリップすると、酸味より強くなります。
【無印良品】オーガニックカフェインレス
無印良品のオーガニックコーヒー カフェインレス。
先に紹介したものほど2種類ほど酸味は強くはありません。
高温でドリップすると、酸味をほとんど感じないほどです。
ただ、時間がたって冷めてくると酸味が際立ってきます。
ちなみに、煎り具合は公式サイトで「深煎り」と記載されていますが、実際飲んでみるとそこまで苦みは強くなかったです。
製造はユーシーシー上島珈琲の製造。
このあとご紹介しますが、上島珈琲が製造しているコーヒーは他にもあります。
酸味は無印のが一番出ていると思います。
生豆生産国はホンジュラス。
市販のコーヒーって大抵、クセがなくほどよい甘みとコクのある「ブラジル」の豆が使われていますが、無印のカフェインレスはめずらしい「ホンジュラス」の豆なので、ちょっと独特の味がするように感じます。
無印のカフェインレスはワンドリップ、粉、豆といろんなタイプがあります。
豆で購入したものを見てみると、欠けや割れはなく、きれいな豆でした。
個人的に、香りはそこまでいいとは感じられなかったかも。。
しかし、オーガニックにしては安価で、コストと味のバランスはいいカフェインレスだと思います。
- オーガニックのカフェインレス
- 抽出温度によって酸味の有無が変わる
- ワンドリップ、200g粉、豆などラインナップが豊富
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【Blendy】やすらぎのカフェインレス
スーパーなどでもよく見かけるBlendyから、やすらぎのカフェインレス。
個包装ひとつひとつにメッセージが書いてあって、心が温まります♪
ブレンディのカフェインレスに使われている豆はコロンビア。
コロンビアの豆は、フルーティーできりっとした後味が特徴とされているよ!
ドリップ直後は酸味というより、口の中が爽やかになるようなフルーティーな風味を感じる!
時間が経つと酸味を感じやすくなるので、酸味が苦手な方は淹れたら早めに飲むのがオススメです。
- フルーティーなコロンビアの豆を使用
- 個包装のメッセージがかわいい
- 低温で抽出or時間がたつと酸味が出やすい
雑味の少ないコーヒーを探している方
コーヒーも農産物なので、野菜や果物と同じように傷んだり、虫食いがあったりします。
ただ、一粒一粒選り分けるのは大変。さらにそのまま焙煎してしまっても消費者にはわからないので、安価なコーヒーほど欠点豆を取り除く“ハンドピック”という作業をほとんどしていない可能性も。
そのような欠点豆が雑味を生じさせているとも言われています。
「農園からコーヒーカップまで」品質がしっかり管理されているスペシャルティコーヒーなら、ハンドピックもしっかり行われているので、欠点豆の混入も最小限に抑えられ、雑味の少ないコーヒーを楽しむことができますよ♪
【ポストコーヒー】スペシャルティコーヒーのデカフェ
スペシャルティコーヒーを取り扱うポストコーヒー。
取り扱いのコーヒーは常時入れ替わり、デカフェは3種類ほど取り扱っています。
ポストコーヒーはコーヒーサブスク(定期便)で有名ですが、単品で購入することもできます。
- 単品の場合は150gで税込1,382円~
- サブスクの場合は75g×3種類で税込1,980円
サブスクは、常時入れ替わるコーヒー豆の中から、AIで好みに合わせたものを3種類届けてくれます。
普通のコーヒーが主のサブスクですが、オプションで「デカフェのみ」を選べば、デカフェのサブスクにすることができますよ!
徹底した品質管理がなされるスペシャルティコーヒーのみを扱い、また焙煎から1~2週間前後のものを届けてくれるので、おいしさは格別です!
単に“飲みやすい”とか“マイルド”というだけではなく、“コーヒー豆そのものの味わい”を楽しむことができるというのが大きなポイント!
コーヒー豆本来の味わいを活かした焙煎のため、中煎り~浅煎りの取り扱いが多いです。
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※デカフェのページに飛びます
\ 定期便について詳しくはこちら /
サブスクに回数の縛りはなく、1回だけ試してみることもできますよ♪
- 徹底した品質管理のコーヒーで雑味のない味わい
- 焙煎後1~2週間前後のものが届く
- 苦みでごまかさない、コーヒー豆本来の味わいを楽しむことができる
苦みと酸味のバランスの良いコーヒーが好きな方
【辻本珈琲】工場直送!コロンビアとバリアラビカ
華やかですっきりとした味わいのコーヒーとして、辻本珈琲のモカはすでにご紹介しましたが、残りの2種類はバランスの良い味わいのコーヒーとしてのご紹介です。
コロンビア
辻本珈琲のカフェインレスドリップコーヒーの中で一番人気のコロンビア。
苦みと酸味のバランスが良く、封を開けたときの香りもとってもいい!
実はコロンビアのコーヒーが苦手な筆者。なのに、このコロンビアはとても美味しく飲めました!
バリアラビカ
コロンビアよりも、もう少ししっかりとした味わいのバリアラビカ。
商品ページによると、「和三盆のような奥行きのある上品な甘さとビターチョコのような苦み」とのことです。
酸味も苦みも強くありませんが、どっしりと飲みごたえのある味わいでした!
さらに、こちらのバリアラビカは「無農薬栽培」で育てたコーヒー豆を使用しているというのもオススメポイントです!
また、シェードツリーという栽培方法で、森林のようなたくさんの木々の陰で育っています。
こんな感じで↓
(引用元:辻本珈琲 楽天市場店)
シェードツリーは環境に良いだけでなく、木々の影でコーヒーチェリーがじっくり育つ分味わいが良くなり、また機械収穫ができないため、手摘みで完熟したコーヒーチェリーのみを収穫できるという大きなメリットがあります。
どっしりとしたインドネシアのコーヒーが大好きで、さらに無農薬というのに惹かれ、50袋入りを買っちゃいました!
届いたものは、ドリップの袋がガスで膨らんでいてびっくり!
ガスを多く含んでいる=新鮮なコーヒーということです!
辻本珈琲のカフェインレス3種類がそれぞれ入った1,000円のお試しセットもありますよ♪
【上島珈琲店】Time to Bed
上島珈琲店から出ているデカフェ、Time to Bed。
豆or粉とタイプを選べるところが嬉しいポイント。
豆のままで購入して状態を確認してみると、割れや欠けもなく、綺麗な状態でした!
さっそく挽いてみると、とってもいい香り!
やはり豆から挽くと香りが違いますね。
ただ、パッケージに
“ナッツの香ばしさと、ほのかなバニラと黒糖のような甘い余韻”
と記載がありましたが、そこまでの豆の味はしなかったというのが正直な感想。
酸味はなく、渋みも感じられず、飲みやすいコーヒーでした。
- 豆or挽きが選べる
- 酸味や渋みがなく、飲みやすい
【UCC】おいしいカフェインレスコーヒー
インスタントからドリップまで、幅広いラインナップのUCC おいしいカフェインレスコーヒー。
実は製造者は、1つ前のTime to Bedと同じ『ユーシーシー上島珈琲株式会社』です。
そのためか、味わいは非常に酷似しています。
「上島珈琲店 Time to Bed」の方がほんの少し味わいがすっきりクリアで、「UCCおいしいカフェインレスコーヒー」の方が、ほんの少しコクがあるような気がしました。
ただ、パッケージからするとUCCの方がコクありですが。笑
上島珈琲店はコロンビアもブレンドされているので、その酸味を感じ取ったのかもしれません。
上島珈琲店 Time to Bed | UCC おいしいカフェインレスコーヒー |
生豆生産国:ブラジル、コロンビア | 生豆生産国:ブラジル |
完全な個人的な意見ですが、UCC おいしいカフェインレスコーヒーはパッケージが安っぽい感じがして、これまで手に取ったことはなかったのですが、今回飲んでみて、予想以上に美味しかったです!
豆から挽いて飲んだ上島珈琲店より香りは劣りますが、酸味も渋みもなく、飲みやすいコーヒーでした。
\ Amazonに専用ページもありました!/
- 上島珈琲店と製造者が同じで味が似ている
- 粉、ワンドリップ、インスタントと、幅広いラインナップ
- 酸味や渋みがなく飲みやすい
しっかりコクのあるコーヒーが好きな方
【ラバッツァ】イタリアメーカーのカフェインレス
イタリアの有名メーカーLAVAZZA(ラバッツァ)のデカフェ。
このコーヒーの特徴は、極細挽きということ!
極細挽きというとエスプレッソ用というイメージですが、ドリップもできます。
ただ抽出が遅いので、コーヒーメーカーだと気を付けて見てた方がいいかも。
あと、中挽きよりだいぶ濃く抽出されます。
最初にいつも通りの量でドリップしたら、苦すぎてびっくりしました。笑
個人的には粉の量をいつもの7割~8割くらいでいいくらいの濃さに感じました。
ということは、コスパはいいかもw
味はクセなく、酸味もなく、まろやかだけどしっかりとしたコクもあり、飲みやすいコーヒーでした。
カフェオレにしても合うよ♪
- 極細挽き
- エスプレッソの本場イタリアの人気メーカー
- 酸味無し、まろやかでコクあり
★こんなカフェインレスも気になる
【キーコーヒー】カフェインレス 深いコクのブレンド
“コロナ禍での在宅時間を充実させるコーヒー”として評価され、第52回食品産業技術功労賞を受賞したキーコーヒーのカフェインレス 深いコクのブレンド。
この商品について、キーコーヒーのHPにはこんな説明がありました。
開発秘話:コーヒー生豆をカフェインレス処理して輸入してから焙煎するまでの間の、品質劣化をいかに少なくするかにつき研究を重ねました。
キーコーヒーHP(開発者の声)
カフェインレスコーヒーというとカフェインレス処理の方法に注目されがちですが、
鮮度管理という新たな着眼点から、今までとは一線を画した味わいが実現しました。
大量生産のメーカーって、鮮度の点では妥協しかないと思っていましたが、品質劣化が少ないコーヒーを目指したというこのカフェインレスは飲んでみたい。
また、はっきりとは書かれていませんでしたが、マイルドな味わいのカフェインレスが多い中、このコーヒーは苦みが強めのよう。ということは深煎り?
特に深煎り好きというわけではありませんが、気になるコーヒーです。
【ウィンドファーム】有機栽培カフェインレスコーヒー
有機・フェアトレードのコーヒーを扱うウィンドファームのメキシコ産有機栽培カフェインレスコーヒー。
本気で環境汚染や農薬汚染、またコーヒー豆農園の方々のことを気にかけていることが伝わる企業です。
ウィンドファームHP
–有機栽培
–森林農法
コーヒーの木だけを育てるプランテーションではなく、森林のような様々な木々の中でコーヒーを育てているそう。
それによって生産者の暮らしを支えたり、土壌が豊かになったり、様々な鳥の住処になったり。
いいことだらけですね。
肝心のコーヒーは、酸味が少なく飲みやすいと口コミも評価が高かったです。
Amazon商品ページの【商品の説明】にも詳しく書いていたので、興味のある方は見てみてください♪
まとめ:カフェインレスでも十分おいしい!
「カフェインレスコーヒーは味が薄い」「美味しくない」といったイメージがまだまだあると思いますが、自分に合ったコーヒーを選べば、十分美味しく飲むことができます。
カフェインのためにコーヒーを諦めていた方も、自分に合った、美味しいコーヒーを見つけることができますように・・☆